再会したクールな警察官僚に燃え滾る独占欲で溺愛保護されています
「英介さんがいないと私はもうだめかも」
それが本心だけどわざと冗談っぽく伝えてくすっと笑った。英介さんが優しい表情で口を開く。
「それでいいんじゃないか。俺はこれからもずっと千晶のそばにいるんだから」
英介さんに頼って生きていこうとは思っていない。でも彼が隣にいてくれると安心するし、少しだけ強くなれるような気がする。
私にとって英介さんは隣にいてほしい人。そして……。
『千晶にとってそのときの彼はピンチを救ってくれたヒーローみたいな存在だろ』
以前、高校生の私を痴漢被害から助けてくれた大学生の男の人の話をしたとき、英介さんは彼に嫉妬していた。
確かにあのときの彼の行動はとても素敵でかっこよかった。
でも今は誰よりも英介さんを素敵だと思うしかっこいいと思う。
私にとってのヒーローは英介さんだ。