こころ、唄う。

汚点

また誰かと比べて
卑屈になる


綺麗な心の人は
穏やかで温かい形をしてる


僕は歩く道を間違ったのか
汚点ばかり張りついてる


そう感じてしまうんだ


もしも君と交わるとしたら
僕は綺麗な君を
僕の汚れた血で
壊してしまいそうなほど


君と僕は違う世界にいる


転がるたび煙草のけむりに
逃げ込む弱さは
今も変わらない


どんなことにも
投げやりに生きてきた
この僕は
この世界の汚点になるのかな


通い合う世間の視線は
冷たく突き放すように
僕を批判する


君の綺麗な手で
抱きしめられたら


こんな僕でも
綺麗になれるの?


汚れも薄くなるかな…
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