【電書化・コミカライズ】婚約13年目ですが、いまだに愛されていません~愛されたい王女と愛さないように必死な次期公爵~
「こんなことがあったからには、ルーナとテネブラエの婚約は破棄されるだろう? つまり、きみの婚約者の席は空くことになる。……伝えるのが、遅くなってしまったけれど。……ルーナ。僕と、結婚して欲しい」
「……!」
ルーナの青い瞳が、大きく開かれた。
「あ、いや、もちろん、きみが嫌なら、無理にとは言わないんだけど……」
そう続けるアルフレドはしどろもどろで。嫌なら、と言った後は自分でダメージを受けていた。
ルーナはそっとフレデリカから離れ、そんな彼を見つめる。
――あなたは、私の意思を、尊重してくれるのね。
テネブラエとの婚約は、ルーナが知らないうちに勝手に決まっていた。
だから、求婚しながらも、ルーナに拒否権があることも示すアルフレドの一言が、とても嬉しく思えて。
青い瞳いっぱいに涙が溜まり、彼女は駆け出した。
「嫌なわけ、ないわ!」
ルーナから喜びのハグを受け、アルフレドは顔を赤くして硬直する。
そんな彼らを、今度はフレデリカが見守る番になった。
「ねえ、シュウ。二人、婚約できるかな」
「ああ。きっと大丈夫だよ。ルーナ姫は、自分の危険を顧みず、きみを守ろうとした。王女を救った英雄が、未来の王妃になるんだ。みんな納得してくれるさ」
「……うん。そうだよね。あっ、二人が結婚したら、私たちみんな家族になるのかな」
「ん……? まあ、そうだな。姉夫婦と弟夫婦で、全員親族のようなものになるんじゃないか?」
「……!」
全員親族。その言葉に、フレデリカの表情がぱあっと華やいだ。
「……!」
ルーナの青い瞳が、大きく開かれた。
「あ、いや、もちろん、きみが嫌なら、無理にとは言わないんだけど……」
そう続けるアルフレドはしどろもどろで。嫌なら、と言った後は自分でダメージを受けていた。
ルーナはそっとフレデリカから離れ、そんな彼を見つめる。
――あなたは、私の意思を、尊重してくれるのね。
テネブラエとの婚約は、ルーナが知らないうちに勝手に決まっていた。
だから、求婚しながらも、ルーナに拒否権があることも示すアルフレドの一言が、とても嬉しく思えて。
青い瞳いっぱいに涙が溜まり、彼女は駆け出した。
「嫌なわけ、ないわ!」
ルーナから喜びのハグを受け、アルフレドは顔を赤くして硬直する。
そんな彼らを、今度はフレデリカが見守る番になった。
「ねえ、シュウ。二人、婚約できるかな」
「ああ。きっと大丈夫だよ。ルーナ姫は、自分の危険を顧みず、きみを守ろうとした。王女を救った英雄が、未来の王妃になるんだ。みんな納得してくれるさ」
「……うん。そうだよね。あっ、二人が結婚したら、私たちみんな家族になるのかな」
「ん……? まあ、そうだな。姉夫婦と弟夫婦で、全員親族のようなものになるんじゃないか?」
「……!」
全員親族。その言葉に、フレデリカの表情がぱあっと華やいだ。