心優しい国王は王妃を堂々と愛したい
翌朝、いつも通りの時間に目が覚めたフレイアは
オーディンの眠る寝室へと向かった。
扉の前でノックすべきか逡巡するも、
もしまだ寝ていて起こしてしまったら申し訳ないと思い、
そっと音を立てないようにドアを開ける。
オーディンはまだ眠っているようだ。
ホッと胸を撫でおろすと、
手早く身支度を整えてフレイアは城へと続く回廊に向かった。
「おはようございます。」
見張りの兵士に恐るおそる声をかけると、
鋭い視線でフレイアを一瞥して
「何か御用で?」
と言い捨てる。
オーディンとのあまりの態度の違いに一瞬怯んでしまうが、
フレイアも引き下がるわけにはいかない。
「実は昨晩、国王陛下がいらしてくださったのですが足首を怪我されているのです。ですからお医者様と侍従の方を呼んでくださいませんか?」
「こんな朝早くからそんな虚言をいうために、いらっしゃったのですか?陛下がギムレー宮に行くわけがないでしょう。私も忙しいので、あなたの茶番に付き合っている暇はありません。」
兵士はフレイアの言うことを真剣に取り合ってはくれない。
その後も必死に訴えるが、聞き入れてもらえなかった。
(どうしよう。私が陛下をここまでお連れするしかないのかしら。とは言っても、ここまでかなりの距離があるし・・・階段を降りるとなるとかなりのご負担をかけてしまうわ。)
オーディンの眠る寝室へと向かった。
扉の前でノックすべきか逡巡するも、
もしまだ寝ていて起こしてしまったら申し訳ないと思い、
そっと音を立てないようにドアを開ける。
オーディンはまだ眠っているようだ。
ホッと胸を撫でおろすと、
手早く身支度を整えてフレイアは城へと続く回廊に向かった。
「おはようございます。」
見張りの兵士に恐るおそる声をかけると、
鋭い視線でフレイアを一瞥して
「何か御用で?」
と言い捨てる。
オーディンとのあまりの態度の違いに一瞬怯んでしまうが、
フレイアも引き下がるわけにはいかない。
「実は昨晩、国王陛下がいらしてくださったのですが足首を怪我されているのです。ですからお医者様と侍従の方を呼んでくださいませんか?」
「こんな朝早くからそんな虚言をいうために、いらっしゃったのですか?陛下がギムレー宮に行くわけがないでしょう。私も忙しいので、あなたの茶番に付き合っている暇はありません。」
兵士はフレイアの言うことを真剣に取り合ってはくれない。
その後も必死に訴えるが、聞き入れてもらえなかった。
(どうしよう。私が陛下をここまでお連れするしかないのかしら。とは言っても、ここまでかなりの距離があるし・・・階段を降りるとなるとかなりのご負担をかけてしまうわ。)