無気力生徒会長にはヒミツがある。
私がカーテンを開けた先。
そこには、ただ寝てるだけじゃない。
いかにも、弱っていて、
顔色も悪く見える会長の姿。
すごく、心配だけど。
どうして良いか分からなくって。
会長を見てることしか出来ない私。
そんな私を見て、会長は.....................
「............、はー、やば。ヤバいね、
さとちゃんが来てくれるなんて、」
気づけばそう呟いていて。
会長の手が私の方に伸びてきて、
そっと、頬に触れてきたところで。
「っ、......やっ、何するんですか‼︎」
ビックリし過ぎて、声を上げると。
すぐ、会長から距離を取った私。