肉を斬らせて骨を断つ
バイトやら遊びやらで忙しい雲母は勿論居らず、他に来ている学生はちらほら居るくらいだ。
できるだけ時給高いとこ……式場スタッフかあ、ガールズバー……は止めとこう。
考えているとうとうとし始めて、鞄を情報誌を枕に一旦眠る。
夢を見た。
母がまだ家に居たときの夢だ。
バイトから帰ると入れ違いで出ていく姿。
母も夜の仕事をしていた。時折、借金する程何に金を使ったんだろうと考える。母が身につけていたものに高価なものは無かった。学費は祖母の遺した貯金で賄えていた。
男の為に使ったんだろうか。