嫌われ令嬢が冷酷公爵に嫁ぐ話~幸せになるおまじない~
騒動も落ち着き、いよいよ舞踏の時間がやってきた。
ジャックも手早くワインで汚れた礼服を着替える。
とりあえずコルディアは別室で拘束しておいて、処遇は後ほど決めるつもりだ。
マイアとジョシュアは、広間の外側からダンスの開始を待っていた。
「色々とあったが、マイアが認められて俺は嬉しい」
「私もジョシュア様の妻となることを認められて、とても嬉しく思います。……あ、ジャック殿下とエイミー様ですよ!」
歓声に迎えられ、主催者の二人が姿を現した。
ジャックとエイミーは笑顔で礼をして、準備完了の合図を楽団に送る。
奏でられたのは優雅な音色。
ピアノとバイオリンが折り重なった、心地よい音楽である。
カドリールに合わせてジャックとエイミーが手を取り、足をさばき始めた。
王族と公爵令嬢だけあって、とても手慣れている様子。
くるくると舞台を舞う二人は気品に満ちている。
「さすが……お二人は本当に綺麗ですね。私も踊れるでしょうか……」
「マイアの気品は誰にも劣らん。俺が保証しよう。さて、出ようか」
徐々に他の貴族たちも踊り始めていた。
ジョシュアもマイアに手を差し伸べて舞台へ飛び込もうとする。この夜会に参加してから、マイアの勇気は急速に成長しつつあった。
だから怖くない。
「はい、いきましょう!」
躊躇わずジョシュアの手を取った。
ジャックも手早くワインで汚れた礼服を着替える。
とりあえずコルディアは別室で拘束しておいて、処遇は後ほど決めるつもりだ。
マイアとジョシュアは、広間の外側からダンスの開始を待っていた。
「色々とあったが、マイアが認められて俺は嬉しい」
「私もジョシュア様の妻となることを認められて、とても嬉しく思います。……あ、ジャック殿下とエイミー様ですよ!」
歓声に迎えられ、主催者の二人が姿を現した。
ジャックとエイミーは笑顔で礼をして、準備完了の合図を楽団に送る。
奏でられたのは優雅な音色。
ピアノとバイオリンが折り重なった、心地よい音楽である。
カドリールに合わせてジャックとエイミーが手を取り、足をさばき始めた。
王族と公爵令嬢だけあって、とても手慣れている様子。
くるくると舞台を舞う二人は気品に満ちている。
「さすが……お二人は本当に綺麗ですね。私も踊れるでしょうか……」
「マイアの気品は誰にも劣らん。俺が保証しよう。さて、出ようか」
徐々に他の貴族たちも踊り始めていた。
ジョシュアもマイアに手を差し伸べて舞台へ飛び込もうとする。この夜会に参加してから、マイアの勇気は急速に成長しつつあった。
だから怖くない。
「はい、いきましょう!」
躊躇わずジョシュアの手を取った。