お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
大事なのは、グレゴールは王宮に引きこもったままだが、オリヴィアとシェルトは魔獣討伐の場に立ち会っているという事実。
グレゴールとケイトに対する不信感を、積極的に育てていかなくてはならないのだ。
「王妃陛下が、わざわざこのようなところまで……?」
隊長が、オリヴィアを見て目を丸くしている。彼とは、以前『傭兵のヴィー』として顔を合わせたことがあった。彼は、オリヴィアとヴィーの関係性に気づいたらしく、たずねながらも目が泳いでいる。
「ええ。これが私の仕事だもの。怪我人は、緊急度の高い人と低い人をきちんと分けてね。緊急度の高い人のために、回復魔術の使える人も連れてきているから」
オリヴィアの持って来た薬は、薬を飲むことができる人にしか効かない。
回復魔術で意識が戻るところまで回復させたら、あとは薬を飲ませた方がいい。その方が、多数を助けることができる。
「オリヴィアお義姉様が、王宮で育ててくださった薬草を使って作った薬だよ。お義姉様がいなかったら、こんなにたくさんは用意できなかったんだ」
「シェルト殿下……」
グレゴールとケイトに対する不信感を、積極的に育てていかなくてはならないのだ。
「王妃陛下が、わざわざこのようなところまで……?」
隊長が、オリヴィアを見て目を丸くしている。彼とは、以前『傭兵のヴィー』として顔を合わせたことがあった。彼は、オリヴィアとヴィーの関係性に気づいたらしく、たずねながらも目が泳いでいる。
「ええ。これが私の仕事だもの。怪我人は、緊急度の高い人と低い人をきちんと分けてね。緊急度の高い人のために、回復魔術の使える人も連れてきているから」
オリヴィアの持って来た薬は、薬を飲むことができる人にしか効かない。
回復魔術で意識が戻るところまで回復させたら、あとは薬を飲ませた方がいい。その方が、多数を助けることができる。
「オリヴィアお義姉様が、王宮で育ててくださった薬草を使って作った薬だよ。お義姉様がいなかったら、こんなにたくさんは用意できなかったんだ」
「シェルト殿下……」