内緒で三つ子を産んだのに、クールな御曹司の最愛につかまりました【憧れシンデレラシリーズ】

「ただいま~。あれっ? もう朝ごはんの片づけまで終わってる。早いね」

 朝九時前に帰宅したのは、近くの大学病院で看護師をしている姉の美賢(みさと)だ。

 身長一五五センチの小柄な私とは対照的に、一六九センチあるすらりとしたモデル体型。顔のパーツは私と似ているはずなのに、お洒落でメイクも上手な姉は格段にあか抜けていて美人だ。

 とはいえ姉も私と同じく、現在交際している男性はいない。

「うん。この子たち、なんと六時台に目を覚ましてさぁ……」
「お疲れ。昼寝してくれればいいけどね」
「だよね……疲れさせるために公園行かないと」

 昼間しっかり遊んで昼寝させないと、夕方ぐずぐずしてしまう。そうなると夕食の支度がかなり手間取るし、彼らが寝ている間に私も少し休まないと、体力が持たない。

「私も付き合うから、シャワー浴びたらちょっとだけ仮眠させて」
「ありがとう。でもちょっと言わず、ちゃんと寝た方がいいよ」
「大丈夫。それに、真智ひとりで三人公園に連れて行くのは危険よ」
「それもそうだね……恩に着ます、お姉さま」

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