旦那様は仏様 ~もっとイチャイチャしたいんです~
 夕食を終え、浴衣も就寝用のものに着替えた二人は、いつもの格好で寄り添い合う。優しく撫でてくれる聡一の手の感触を楽しみながら、しばらくは会話を楽しんでいた美咲だが、さすがに疲れていたのかだんだんと睡魔が襲ってくる。すぐ近くから聞こえる聡一の声も心地よくて瞼が勝手に下がっていく。

「移動で疲れてしまいましたね」
「……はい」
「もう眠いですね。布団に行きましょう」

 その言葉にはもう返事ができず、聡一が美咲を抱えて布団まで連れていってくれた。

「美咲さん、おやすみなさい。いい夢を」

 美咲はすぐに深い眠りへと落ちていった。
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