後ろの席の五十嵐くんと私の、2人だけの秘密

「おいで。」


五十嵐くんがそう言って私を手招く姿がまた、セクシーで…。
途端に顔に熱が集まるのを感じた。


「…松田さん、顔赤い。」


「う…だ、だって…」


「今更照れちゃって。かーわいっ」


そうやって揶揄(からか)うように言った五十嵐くんの頬も、ちょっと赤い気がした。


「いいから、早く来てよ。」


そう言うと、五十嵐くんは布団の中から手を伸ばして私の手を握る。


心臓をドキドキさせながら、五十嵐くんの隣で横になった。


「…ありがと。」


五十嵐くんはそう言うと、私を横向きに寝かせた。
そしてその後ろに五十嵐くんもぴったりと体をつけると…



「ね、今日は松田さんを抱きしめながら寝ていい…?」



なんて、首元で囁いてくる。


そう言いながら、布団の下にある五十嵐くんの腕は既に、私の腰あたりを通ってきてる。


――心臓がもたないっ…!


ドキドキしすぎて、息が苦しくなりそう。



「ねぇ、いい?」



なんて、また囁かれて、たまらずコクコクと頷いた。

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