後ろの席の五十嵐くんと私の、2人だけの秘密

家に着いて鍵を開け「ただいまー」と言うと「おかえりーご飯できてるよー」とお母さんの声が聞こえた。


いつも通りの日常。


五十嵐くんと2人で過ごした後は、毎回、夢の世界から現実に引き戻されたような気分になる。


部屋に入って部屋着に着替え、カバンからスマホを取り出すと、スマホの通知ランプが光っていた。


画面を開くと…


『五十嵐 翔』


連絡先を交換したことがないのに、五十嵐くんの名前が表示されていた。


――えっ!?なんで連絡先…あ、クラスのグループラインで分かったのかな?


ドキドキしながらメッセージ画面を開く。

< 39 / 76 >

この作品をシェア

pagetop