没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「では、あの首飾りの秘密を話そう。持ち主であったフィリシティは知る権利があると俺は思うし、俺もなぜフィリシティが持っていたのか知りたい。これはミカリオン王国のこの先の発展のためには必要だと思うからだ」

「はい」

ゴクリと唾を飲み込みたい衝動をフィリシティは抑えた。

フィリシティの真剣な表情を確認し、レオンが静かにゆっくりと話し始めた。
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