没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「それがわからないから調査をしたいのだ。フィリシティ。お前にやってほしいことがある」

「ですが、殿下。わたしの母は…わたしは…クランドンの血をひいています。このような事実があるのなら、わたしは…」

どうしよう。
わたしはあの首飾りを持っていた。はやく王城に持ち込めば、もっとはやく解決したかもしれないのに、母は早く売るように言っていたのに躊躇していた。
どうしたらいい?わたしはミカリオンの反逆者…。

フィリシティの頭の中が混乱して、何を言えばいいのか、どうしたらいいのかわからなくなってしまっていた。

「ど…どうすればいいのか…」
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