没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
「いつも言っているが、駒として働いてもらわないと…」

あいかわらずキツい言い方…

「そうは言われましても、わからないものはわからないんです。もう少し探ってみますけれど…」

だいたいこの間来たのは1週間前。2週間したら来るとか言ってたくせに。早すぎじゃないの。

「とにかく、はやく見つけるように。それと、今日は少し別の用で来たんだ。これを預かってる」

ローマンが差し出したものを見ると、手紙のようだ。うしろの封蝋を見ると…。
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