タイムカプセル
歩を進めるにつれ、景色が少しずつ変わってきた。そして懐かしいといった感情も湧いてきた。私はここが学校の周辺であることに気がつくと、幼馴染と目が合い、こちらを向いて頷いた。
彼が足を止め、私たちも同じく止めた。目の前には鉄格子のゲート。軍人がこちらを睨んで、警戒しているのが分かった。
彼が足を止め、私たちも同じく止めた。目の前には鉄格子のゲート。軍人がこちらを睨んで、警戒しているのが分かった。