婚約破棄されたので、好きにすることにした。
「水晶もいくつか持っていったほうがいい。その場で作ってみろと言われるかもしれない」
それを見ていたエーリヒが、アドバイスしてくれた。
「……そうね。目の前で、完璧に作って見せるわ」
戦闘モードでそう言うクロエを、エーリヒは笑って宥めてくれる。
「あまり気合を入れすぎて、暴走しないように」
「う、うん。わかっているわ」
魔力を込めすぎて、魔法ギルドで水晶を爆発させたら大変だ。
「気を付けて頑張る」
どんな状況だと笑うエーリヒの姿に、緊張が少しほぐれる。
「早速、登録しに行こう。どちらから行く?」
「エーリヒが先でも大丈夫? 勝手がわからないから、どんな感じなのか見てみたいわ」
「わかった。じゃあ冒険者ギルドから行こうか」
歩調を合わせてゆっくりと歩いてくれるエーリヒと一緒に、冒険者ギルドに向かう。
目的の建物は、王都の中心にあった。
(ここが冒険者ギルドかぁ。うん、イメージ通りね)
ゲームでおなじみの冒険者ギルドは、煉瓦造りの頑丈そうな三階建ての建物だった。
剣と盾を組み合わせたような看板が掲げられ、いかにも歴戦の戦士といった容貌の男が出入りしている。
それを見ていたエーリヒが、アドバイスしてくれた。
「……そうね。目の前で、完璧に作って見せるわ」
戦闘モードでそう言うクロエを、エーリヒは笑って宥めてくれる。
「あまり気合を入れすぎて、暴走しないように」
「う、うん。わかっているわ」
魔力を込めすぎて、魔法ギルドで水晶を爆発させたら大変だ。
「気を付けて頑張る」
どんな状況だと笑うエーリヒの姿に、緊張が少しほぐれる。
「早速、登録しに行こう。どちらから行く?」
「エーリヒが先でも大丈夫? 勝手がわからないから、どんな感じなのか見てみたいわ」
「わかった。じゃあ冒険者ギルドから行こうか」
歩調を合わせてゆっくりと歩いてくれるエーリヒと一緒に、冒険者ギルドに向かう。
目的の建物は、王都の中心にあった。
(ここが冒険者ギルドかぁ。うん、イメージ通りね)
ゲームでおなじみの冒険者ギルドは、煉瓦造りの頑丈そうな三階建ての建物だった。
剣と盾を組み合わせたような看板が掲げられ、いかにも歴戦の戦士といった容貌の男が出入りしている。