婚約破棄されたので、好きにすることにした。
頑張って探せば、親切な人はいたかもしれない。
それでもここまでクロエの気持ちに寄り添ってくれるのは、エーリヒしかいないだろう。
「じゃあ明日、薬草採取に行こうよ。お弁当を作るから」
せっかくギルドに所属したのだから、依頼も受けてみたい。
そう訴えると、彼に頷いてくれた。
「そうだな。だが、クロエは体調を崩したばかりだ。もう少し身体を休ませた方がいい。明日ではなくて、二、三日後にでも……」
「もう大丈夫! 絶対に病気にはならないから!」
明日はとても天気が良いと聞いていたので、薬草を探しながらのんびりピクニックができたらと思っていた。
それに、体調はすっかり回復している。
エーリヒに大丈夫だと伝えたくて、少し力を込めて言い過ぎた。自分の言葉に力が宿ったことがはっきりとわかって、クロエは口を閉ざす。
「……」
「…………」
二度目の沈黙のあと、クロエは椅子に座る気力も沸かずに、床に座り込んだ。
「……怖い。この力、本当に何なの。制限とか、ないの?」
「制限はあるはずだ。でも、クロエの力は桁違いに強いのかもしれない」
それでもここまでクロエの気持ちに寄り添ってくれるのは、エーリヒしかいないだろう。
「じゃあ明日、薬草採取に行こうよ。お弁当を作るから」
せっかくギルドに所属したのだから、依頼も受けてみたい。
そう訴えると、彼に頷いてくれた。
「そうだな。だが、クロエは体調を崩したばかりだ。もう少し身体を休ませた方がいい。明日ではなくて、二、三日後にでも……」
「もう大丈夫! 絶対に病気にはならないから!」
明日はとても天気が良いと聞いていたので、薬草を探しながらのんびりピクニックができたらと思っていた。
それに、体調はすっかり回復している。
エーリヒに大丈夫だと伝えたくて、少し力を込めて言い過ぎた。自分の言葉に力が宿ったことがはっきりとわかって、クロエは口を閉ざす。
「……」
「…………」
二度目の沈黙のあと、クロエは椅子に座る気力も沸かずに、床に座り込んだ。
「……怖い。この力、本当に何なの。制限とか、ないの?」
「制限はあるはずだ。でも、クロエの力は桁違いに強いのかもしれない」