婚約破棄されたので、好きにすることにした。
でも引き受けた以上の数を採っても、買取の金額はさほど変わらないらしい。薬草採取の仕事を引き受けた他の人達の仕事を妨害することにもなってしまうので、採取はここまでにして、公園でお弁当を食べたら戻ることにした。
「今日はおにぎりと、唐揚げ。それにだし巻きたまごだよ」
草むらに防水シートを敷き、そこに座って日本風のお弁当を広げる。
「おいしそうだな」
普段は食の細いエーリヒが、クロエの手作りだと喜んで食べてくれるのも嬉しい。
ゆっくりと食事を楽しんだあと、薬草を持ってギルドに納品に向かう。
薬草は、思っていたよりも高値で買い取ってもらえた。
「品質も良いし、採取方法も丁寧だ。良かったらまた頼むよ」
ギルドの受付の男性にそう言われて、笑顔で頷く。
こうして、クロエの初仕事は無事に成功した。
ふと視線を感じて受付の奥を見ると、あの魔導師のサージェがこちらをちらちらと見ている。話しかけたそうな雰囲気を感じたので、エーリヒの手を引いてさっさとギルドから出た。
「もう、どうしてあんなに私に関わろうとするのかしら。放っておいてほしいのに」
「今日はおにぎりと、唐揚げ。それにだし巻きたまごだよ」
草むらに防水シートを敷き、そこに座って日本風のお弁当を広げる。
「おいしそうだな」
普段は食の細いエーリヒが、クロエの手作りだと喜んで食べてくれるのも嬉しい。
ゆっくりと食事を楽しんだあと、薬草を持ってギルドに納品に向かう。
薬草は、思っていたよりも高値で買い取ってもらえた。
「品質も良いし、採取方法も丁寧だ。良かったらまた頼むよ」
ギルドの受付の男性にそう言われて、笑顔で頷く。
こうして、クロエの初仕事は無事に成功した。
ふと視線を感じて受付の奥を見ると、あの魔導師のサージェがこちらをちらちらと見ている。話しかけたそうな雰囲気を感じたので、エーリヒの手を引いてさっさとギルドから出た。
「もう、どうしてあんなに私に関わろうとするのかしら。放っておいてほしいのに」