婚約破棄されたので、好きにすることにした。
食べ歩きが趣味だった前世では、よく料理もしていた。
「何がいいかな。やっぱり朝は、目玉焼きかな?」
キッチンのテーブルには、食材の入った籠が置かれていた。昨日の夜、エーリヒが買ってきてくれたのだ。
そこから卵とハムを取り出して、調理を開始する。
「あとは……。何がいいかな。味噌汁……は無理だから、野菜スープとか?」
食材は、ほとんどが前世と同じもののようだ。
この国の食文化はそれなりに発展しているようで、そこはとても嬉しい。各国の料理を食べるのが、今からとても楽しみだ。
ただ、やはりこの国には西洋風の料理しかなかった。元日本人としては日本食が恋しくなってしまうが、ないものは仕方がない。
ゲームや小説の中だと、主人公たちは何とかして手に入れていた。でもエーリヒに話を聞く限り、この国では難しそうだ。
「ああ、せめて味噌と醤油、そしてお米があればいいのに」
両手を組み合わせて、祈るようにそう願う。
エーリヒは聞いたことがないと言っていたが、彼もこの国しか知らない。広い世界のどこかには、もしかしたら存在しているのだろうか。
各国を巡れば、いつか巡り合えるかもしれない。
「何がいいかな。やっぱり朝は、目玉焼きかな?」
キッチンのテーブルには、食材の入った籠が置かれていた。昨日の夜、エーリヒが買ってきてくれたのだ。
そこから卵とハムを取り出して、調理を開始する。
「あとは……。何がいいかな。味噌汁……は無理だから、野菜スープとか?」
食材は、ほとんどが前世と同じもののようだ。
この国の食文化はそれなりに発展しているようで、そこはとても嬉しい。各国の料理を食べるのが、今からとても楽しみだ。
ただ、やはりこの国には西洋風の料理しかなかった。元日本人としては日本食が恋しくなってしまうが、ないものは仕方がない。
ゲームや小説の中だと、主人公たちは何とかして手に入れていた。でもエーリヒに話を聞く限り、この国では難しそうだ。
「ああ、せめて味噌と醤油、そしてお米があればいいのに」
両手を組み合わせて、祈るようにそう願う。
エーリヒは聞いたことがないと言っていたが、彼もこの国しか知らない。広い世界のどこかには、もしかしたら存在しているのだろうか。
各国を巡れば、いつか巡り合えるかもしれない。