婚約破棄されたので、好きにすることにした。
目を覚ましてしまったようで、自分の腕から離れようとしているクロエに気が付いて、それを阻止しようと腕に力を込めた。
「あっ……、待って、エーリヒ」
慌てて離れようとするが、それよりも早く、エーリヒが再びクロエをその腕の中に閉じ込める。
「もう、離して! 朝ご飯作らないと……」
両手を彼の胸に押し当てて離れようとするが、エーリヒはクロエをしっかりと抱きしめたまま離さない。
「ねえ、エーリヒってば!」
耳元で大きな声を出しても反応がない。
しかもそのまま眠ってしまったようだ。
(どうしよう……。ちょっと恥ずかしいかも……)
視線を上げると、すぐそこにエーリヒの寝顔がある。
こうしてじっくりと眺めてみると、思わず溜息が出るくらい綺麗な顔だ。そんな男の腕に抱かれていると考えると、恥ずかしくてたまらなくなる。
(クロエも橘美紗も、男性に免疫なさすぎる……)
戸惑いながらもどうすることもできずに、そのままじっとしているしかなかった。
「本当に、困ったのよ。起きないし、動けないし……」
それから、一時間後。
「あっ……、待って、エーリヒ」
慌てて離れようとするが、それよりも早く、エーリヒが再びクロエをその腕の中に閉じ込める。
「もう、離して! 朝ご飯作らないと……」
両手を彼の胸に押し当てて離れようとするが、エーリヒはクロエをしっかりと抱きしめたまま離さない。
「ねえ、エーリヒってば!」
耳元で大きな声を出しても反応がない。
しかもそのまま眠ってしまったようだ。
(どうしよう……。ちょっと恥ずかしいかも……)
視線を上げると、すぐそこにエーリヒの寝顔がある。
こうしてじっくりと眺めてみると、思わず溜息が出るくらい綺麗な顔だ。そんな男の腕に抱かれていると考えると、恥ずかしくてたまらなくなる。
(クロエも橘美紗も、男性に免疫なさすぎる……)
戸惑いながらもどうすることもできずに、そのままじっとしているしかなかった。
「本当に、困ったのよ。起きないし、動けないし……」
それから、一時間後。