黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
真剣な顔で私を見つめている。
「今までと同じく?」
会ったばかりだよね?
「ミオ様はこの王国に降りて来られてから、10年間眠っておられました」
「……え? 今、何とおっしゃいましたか?」
聞き間違いだよね?
「ミオ様は10年間眠っていらっしゃいました」
「え!? じゅ、じゅ、10年ッ!!?」
嘘でしょ!?
「その間、私はミオ様に毎日会いに行っておりました」
「毎日!?」
寝顔見られてた!?
でも毎日眠り続けている人がいたら、そりゃ心配されるか。
「10年眠るって……」
もしかして、私が勤めていたブラック企業で1ヶ月休みなく働いていて、めちゃくちゃ眠たかったから?
そして持病が悪化して倒れたんだよね。
でも10年って、寝過ぎ!!
だから王子様は『お目覚めをお待ちしておりました』って最初に言ったのね…。
あまりのことに呆然とする。
「でも私は10年眠っている間、何もしていなかったんですよね? 聖女はこの国の平和の為に降りて来るのに…。大丈夫だったのでしょうか?」
10年怠けていたわ。
「聖女様の加護は100年間続きます。前聖女様の加護がなくなる年に、ミオ様が降りて来てくださりました。ですので、この王国はとても平和で皆安心して暮らすことができておりました」
「そうなのね…」
何もなかったみたいで良かったと安心する。
「お優しいのですね。ミオ様は…」
私を見て微笑んでいる。
「私のことは王子ではなく、ウィルと呼んでください」
「ウィル?」
「…はい」
少し照れた顔をした王子様。
「でも王子様を呼び捨てにはできないです。なのでウィル様とお呼びしてもいいですか?」
「フフ。はい」
また照れた!
なんだか可愛い王子様ね。
私とウィル様はニコリと微笑み合っていた。
「今までと同じく?」
会ったばかりだよね?
「ミオ様はこの王国に降りて来られてから、10年間眠っておられました」
「……え? 今、何とおっしゃいましたか?」
聞き間違いだよね?
「ミオ様は10年間眠っていらっしゃいました」
「え!? じゅ、じゅ、10年ッ!!?」
嘘でしょ!?
「その間、私はミオ様に毎日会いに行っておりました」
「毎日!?」
寝顔見られてた!?
でも毎日眠り続けている人がいたら、そりゃ心配されるか。
「10年眠るって……」
もしかして、私が勤めていたブラック企業で1ヶ月休みなく働いていて、めちゃくちゃ眠たかったから?
そして持病が悪化して倒れたんだよね。
でも10年って、寝過ぎ!!
だから王子様は『お目覚めをお待ちしておりました』って最初に言ったのね…。
あまりのことに呆然とする。
「でも私は10年眠っている間、何もしていなかったんですよね? 聖女はこの国の平和の為に降りて来るのに…。大丈夫だったのでしょうか?」
10年怠けていたわ。
「聖女様の加護は100年間続きます。前聖女様の加護がなくなる年に、ミオ様が降りて来てくださりました。ですので、この王国はとても平和で皆安心して暮らすことができておりました」
「そうなのね…」
何もなかったみたいで良かったと安心する。
「お優しいのですね。ミオ様は…」
私を見て微笑んでいる。
「私のことは王子ではなく、ウィルと呼んでください」
「ウィル?」
「…はい」
少し照れた顔をした王子様。
「でも王子様を呼び捨てにはできないです。なのでウィル様とお呼びしてもいいですか?」
「フフ。はい」
また照れた!
なんだか可愛い王子様ね。
私とウィル様はニコリと微笑み合っていた。