黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
挨拶も終わり、ソファーへと移動した。
この国の歴史や歴代の聖女様のことを教えてくれた。
過去には植物が枯れる風土病が王国に拡がり苦しんだ時代もあり、その時代の土の能力をお持ちの聖女様により、王国に緑が甦ったそうだ。
歴代の聖女様達の出身地や、聖女の力も様々で、その能力のお陰で平和が保たれているとのことで、この国にとっては聖女様は特別な存在のようだ。
国王様の話し方はやっぱりウィル様と同じで、優しく目を細めて微笑み、穏やかな人柄が滲み出ていた。
王妃様やソフィー様も美しく微笑みながら私を見てくれている。
緊張も徐々にほぐれてきて、私も笑顔で頷きながら話を聞いていたが、ある重大な事実に気づき冷や汗が流れ始めていた。
何が重大かというと、それは私のこと。
10年間眠っていた?
……じゃあ、10年もお風呂に入っていない!!?
卒倒しそうな事実に会話の継続も難しくなってきた。
私、とんでもない異臭を放っていない!?
部屋に充満しているんじゃない!?
目眩がしてきたわ。
この国の歴史や歴代の聖女様のことを教えてくれた。
過去には植物が枯れる風土病が王国に拡がり苦しんだ時代もあり、その時代の土の能力をお持ちの聖女様により、王国に緑が甦ったそうだ。
歴代の聖女様達の出身地や、聖女の力も様々で、その能力のお陰で平和が保たれているとのことで、この国にとっては聖女様は特別な存在のようだ。
国王様の話し方はやっぱりウィル様と同じで、優しく目を細めて微笑み、穏やかな人柄が滲み出ていた。
王妃様やソフィー様も美しく微笑みながら私を見てくれている。
緊張も徐々にほぐれてきて、私も笑顔で頷きながら話を聞いていたが、ある重大な事実に気づき冷や汗が流れ始めていた。
何が重大かというと、それは私のこと。
10年間眠っていた?
……じゃあ、10年もお風呂に入っていない!!?
卒倒しそうな事実に会話の継続も難しくなってきた。
私、とんでもない異臭を放っていない!?
部屋に充満しているんじゃない!?
目眩がしてきたわ。