黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
一番被害に合っているのはウィル様よ!
目が覚めてからずっとウィル様と近くで話をしてたし、転びそうなところを助けてもらっちゃったしッ!
ウィル様は優しいから我慢してくれていたのよ!
そして、ここにいる皆様も我慢してくれているはずッ!!
俯くとサラリと流れる黒髪は綺麗な状態に見えるし、腕は白いし肌の状態も汚くはなさそうに見えるけど。
さりげなく自分の匂いを嗅いでみるとお花の香りがするような気がする。
でもそれは羽織っているウィル様の上着からじゃない?
きっと素敵な香りの香水とかを使っているのよ。
「ミオ様? どうされましたか?」
俯いてしまった私をウィル様が心配して近くに来てくれた。
「ッ!!」
ち、近くに来ないでー!!
臭いが!異臭が!!
「なっ!なんでもございません!」
だから近づかないでッ!
それがウィル様のためですッ!!
半ばパニックになりながら返事をし、ソファーの端へと少しずつ逃げる。
「……ミオ様?」
不審に思ったのかウィル様が私に近づく。
「ッ!!?」
そして私は声にならない悲鳴を押し殺しながら、またソファーの端へと少しずつ逃げる。
そんな私達のやり取りをこの場にいる皆に見られながら繰り返していた。
目が覚めてからずっとウィル様と近くで話をしてたし、転びそうなところを助けてもらっちゃったしッ!
ウィル様は優しいから我慢してくれていたのよ!
そして、ここにいる皆様も我慢してくれているはずッ!!
俯くとサラリと流れる黒髪は綺麗な状態に見えるし、腕は白いし肌の状態も汚くはなさそうに見えるけど。
さりげなく自分の匂いを嗅いでみるとお花の香りがするような気がする。
でもそれは羽織っているウィル様の上着からじゃない?
きっと素敵な香りの香水とかを使っているのよ。
「ミオ様? どうされましたか?」
俯いてしまった私をウィル様が心配して近くに来てくれた。
「ッ!!」
ち、近くに来ないでー!!
臭いが!異臭が!!
「なっ!なんでもございません!」
だから近づかないでッ!
それがウィル様のためですッ!!
半ばパニックになりながら返事をし、ソファーの端へと少しずつ逃げる。
「……ミオ様?」
不審に思ったのかウィル様が私に近づく。
「ッ!!?」
そして私は声にならない悲鳴を押し殺しながら、またソファーの端へと少しずつ逃げる。
そんな私達のやり取りをこの場にいる皆に見られながら繰り返していた。