黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「……う、ん?」
しばらくすると綺麗な青い瞳と間近で目が合い、ハッとしたウィル様は弾かれるように私の上から離れた。
両手は私の顔の横に着いている状態で、ウィル様の綺麗な金色の長い髪が私の頬にかかる。
そんなウィル様の頬もサッと赤くなった。
「わ、私は何を!? ミオ様、申し訳ございません!!」
真っ赤な顔で涙目の私はボソボソと呟くが、ウィル様には聞こえづらいようだ。
「え? 何と?」
そっと私の顔に近づき、聞き取ろうとする。
ち、近づかないでー!!
またパニック状態になり、涙が両目からボロッと零れ、私の涙を見てウィル様の顔と体が強張った。
そして私は両手で顔を覆い、声を絞り出す。
「……お風呂に入りたいぃ」
小声で呟いた言葉はウィル様に聞こえたようだ。
「……ミオ様、気の効かない男で申し訳ございませんでした。部屋に戻りましょう」
ソファーから降りたウィル様が私を横抱きにし、体がフワッと持ち上がった!
「ダ、ダメッ!近づいちゃダメ!!」
ウィル様に私は10年間もお風呂に入っていない異臭を放つ危険人物であることを小声で伝える。
「ミオ様、大丈夫です」
そんな私を横抱きにした腕にギュッと力を込める強者のウィル様!!
私の泣き顔を皆に見られないように隠してくれたのだろうけど平気なの!!?
「母上とソフィー、一緒に来てください」
「……後で話がありますよ、ウィリアム」
ため息をついて立ち上がる王妃様。
「はい。後でいくらでも。父上、失礼いたします」
国王ジークは微笑みながら頷き、息子達を見送った。
そんなやり取りを耳で聞く余裕もなく、私はまだ両手で顔を覆ったままウィル様に横抱きにされて運ばれて聖女の間へと戻り、無事にお風呂に入ることができたのだった。
しばらくすると綺麗な青い瞳と間近で目が合い、ハッとしたウィル様は弾かれるように私の上から離れた。
両手は私の顔の横に着いている状態で、ウィル様の綺麗な金色の長い髪が私の頬にかかる。
そんなウィル様の頬もサッと赤くなった。
「わ、私は何を!? ミオ様、申し訳ございません!!」
真っ赤な顔で涙目の私はボソボソと呟くが、ウィル様には聞こえづらいようだ。
「え? 何と?」
そっと私の顔に近づき、聞き取ろうとする。
ち、近づかないでー!!
またパニック状態になり、涙が両目からボロッと零れ、私の涙を見てウィル様の顔と体が強張った。
そして私は両手で顔を覆い、声を絞り出す。
「……お風呂に入りたいぃ」
小声で呟いた言葉はウィル様に聞こえたようだ。
「……ミオ様、気の効かない男で申し訳ございませんでした。部屋に戻りましょう」
ソファーから降りたウィル様が私を横抱きにし、体がフワッと持ち上がった!
「ダ、ダメッ!近づいちゃダメ!!」
ウィル様に私は10年間もお風呂に入っていない異臭を放つ危険人物であることを小声で伝える。
「ミオ様、大丈夫です」
そんな私を横抱きにした腕にギュッと力を込める強者のウィル様!!
私の泣き顔を皆に見られないように隠してくれたのだろうけど平気なの!!?
「母上とソフィー、一緒に来てください」
「……後で話がありますよ、ウィリアム」
ため息をついて立ち上がる王妃様。
「はい。後でいくらでも。父上、失礼いたします」
国王ジークは微笑みながら頷き、息子達を見送った。
そんなやり取りを耳で聞く余裕もなく、私はまだ両手で顔を覆ったままウィル様に横抱きにされて運ばれて聖女の間へと戻り、無事にお風呂に入ることができたのだった。