黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「んん!?」

「実桜…」

もう明日まで待てそうにない。

「あ…」

実桜の甘い小さな声が耳に響き、私をさらに煽る。
幸せ過ぎて目眩がしそうだ。

コンコンコン!!

「ウィリアム様、そろそろお時間です!」

シエナが扉を叩いてまた私の邪魔をする。
だが私は実桜を離さず、その柔らかな肌に手を這わす。

「や…ウィル…!待って…」

私のシャツをギュッと握りしめた。
ああ。私の実桜はどうしてそんなに可愛いんだ。

コンコンコンコンコンコンコンッ!!

「ウィリアム様ッ!!」

実桜の肩に額を着けてため息を溢した。

「明日は朝からミオ様はお忙しいのですよ!もうお休みのお時間でございます!」

「……分かっているよ!」

ガチャッ!

「まぁぁ!ミオ様、お顔が赤いですわ!」

「だ、大丈夫よ…」

「美しい仮面を被ったあのケダモノに何か!?」

「誰がケダモノだ!まったく、リックのヤツは何でこんなのがいいんだ!? 後で聞いてやる」

「似た者同士の私達のことを言われてもリックは困るだけよ。さぁ、ミオ様、お休みの準備をいたしましょう」

「フフフッ!ええ。明日はシエナ様も朝からよろしくお願いしますね」

「まぁ!ミオ様は本当にお可愛いらしい!」


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