『愛が揺れるお嬢さん妻』 かわいいひと
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一番信頼していた旦那に浮気をされ、仲良しさんだけど以前一度信用を
なくしている私はたまたまとはいえ、苺佳の旦那と同じ店で相席して食事なんか
しているわけで、信じてもらうのは難しいのかもしれない。
苺佳があの日のことを確認しているっていうことは、おそらく興信所を
使ったか自分で付けたのか? 動かぬ証拠があるのだろう。
小さいとはいえナイフを向けている私のほうへ瑤ちゃんが近づいて来て、
固まっている私の首筋に軽くキスを落とした。
瑤ちゃんの唇の感触がして私は困惑した。
この人何してんの?
思う間もなく、瑤ちゃんが私を抱き締めて囁いた。
「好きな子の悲しがることなんて私はしない。
苺佳、辛い思いしてたんだな。
これからは私がいる。私を頼れ。
ン? なっ、苺佳、ナイフが刺さってないけどナンデ?」
そう言いながら瑤ちゃんがちっとも自分の身体に刺さってないナイフを
私の手から奪い取った。
「苺佳ぁ~、何よこれ。無理・・うぷっ。
こんな時に申し訳ないけど、あははぁ~やばいぜ苺佳」
「しようがないじゃん。気持ちだよ。
ナイフ向けるくらいの気持ちだったってこと」
「うひひぃ~、こんな時に人を笑わすんじゃないよ、全くぅ」
そうひとり受けながら私の玩具のナイフの刃を
出したり引っこめたりしている。
何か、自分のしたことが恥ずかしくなったのと、瑤ちゃんにやさしくキス
されたことで私は瑤ちゃんの顔をまともに見ることができなかった。
確か私のことを『好きな子』って瑤ちゃんが言ったよね。
それを反芻すると、私の胸はバックンバックン破裂しそうな勢いで鳴り出した。
「笑ってごめん。ひとつ、確認。
英介さんがその山波っていう女と浮気してるっていうのは確かなのか?」
「うん、証拠もあるよ」
一番信頼していた旦那に浮気をされ、仲良しさんだけど以前一度信用を
なくしている私はたまたまとはいえ、苺佳の旦那と同じ店で相席して食事なんか
しているわけで、信じてもらうのは難しいのかもしれない。
苺佳があの日のことを確認しているっていうことは、おそらく興信所を
使ったか自分で付けたのか? 動かぬ証拠があるのだろう。
小さいとはいえナイフを向けている私のほうへ瑤ちゃんが近づいて来て、
固まっている私の首筋に軽くキスを落とした。
瑤ちゃんの唇の感触がして私は困惑した。
この人何してんの?
思う間もなく、瑤ちゃんが私を抱き締めて囁いた。
「好きな子の悲しがることなんて私はしない。
苺佳、辛い思いしてたんだな。
これからは私がいる。私を頼れ。
ン? なっ、苺佳、ナイフが刺さってないけどナンデ?」
そう言いながら瑤ちゃんがちっとも自分の身体に刺さってないナイフを
私の手から奪い取った。
「苺佳ぁ~、何よこれ。無理・・うぷっ。
こんな時に申し訳ないけど、あははぁ~やばいぜ苺佳」
「しようがないじゃん。気持ちだよ。
ナイフ向けるくらいの気持ちだったってこと」
「うひひぃ~、こんな時に人を笑わすんじゃないよ、全くぅ」
そうひとり受けながら私の玩具のナイフの刃を
出したり引っこめたりしている。
何か、自分のしたことが恥ずかしくなったのと、瑤ちゃんにやさしくキス
されたことで私は瑤ちゃんの顔をまともに見ることができなかった。
確か私のことを『好きな子』って瑤ちゃんが言ったよね。
それを反芻すると、私の胸はバックンバックン破裂しそうな勢いで鳴り出した。
「笑ってごめん。ひとつ、確認。
英介さんがその山波っていう女と浮気してるっていうのは確かなのか?」
「うん、証拠もあるよ」