『愛が揺れるお嬢さん妻』 かわいいひと
その長渕からの告白を当初2度断ったものの、頻繁にラブコールを受け、
同じ教室で授業を受ける同級生ということもあり、当時別段好きな相手もおらず
特別嫌いな相手でもなかったことから、なし崩し的に付き合っていた相手だった。
とはいえ、根は真面目な瑤のこと、徐々に心を許し、
ちゃんと長渕に向き合っていたつもりだったのに、就職先で可愛い彼女を作ると
あっさりと元のただの同級生に戻ろうと言ってきたのだった。
瑤からしてみれば、初彼で初めての恋人だったわけで、いきなりそれはないだろうとは
思ったが、まぁひとりで熱してひとりで勝手に熱を冷ますような・・
相手のことなどおかまいなしの身勝手なヤツはこっちが願い下げだと、
冷静に振られたことを受け止めた。
長渕はたまに友達面して連絡を寄こしてくることもあったが、
瑤がまともに相手をすることはなかった。
そんな長渕がここのところ、頻繁に連絡を寄こすようになり、瑤はうんざりしていた。
おそらくご執心だった友ちゃんに振られでもしたのだろう、寄りを戻そうとするような
内容のメールや電話までかかってくるようになった。
そしてのらりくらり相手にせず上手く躱す瑤に焦れたのだろう、
ついには自宅にまで押しかけて来たのである。
何という厄日。おまけにうっかりドアを開けてしまった。
『適当にあしらってるんだからいい加減気付けよ、バカ長渕。
もうこっちは一切付き合いなどしたくないんだよ』
「なんで家まで押しかけてくるかなー、止めてくれないかな」
「瑤、俺の話を聞いてくれよ」
「聞いても私の気持ちは変わらない、同じだよ。
一度はこちらも武士の情けでお前の気持ちを受け入れてるんだから、もう勘弁しろよー」
「あの時の俺はどうかしてたんだよ。もう一度やり直してほしい」
「あのさ、友ちゃんだけが女ってわけでもないだろ?
お前ならすぐに次の可愛い子が見つかるから、私に固執しなくていいから」
同じ教室で授業を受ける同級生ということもあり、当時別段好きな相手もおらず
特別嫌いな相手でもなかったことから、なし崩し的に付き合っていた相手だった。
とはいえ、根は真面目な瑤のこと、徐々に心を許し、
ちゃんと長渕に向き合っていたつもりだったのに、就職先で可愛い彼女を作ると
あっさりと元のただの同級生に戻ろうと言ってきたのだった。
瑤からしてみれば、初彼で初めての恋人だったわけで、いきなりそれはないだろうとは
思ったが、まぁひとりで熱してひとりで勝手に熱を冷ますような・・
相手のことなどおかまいなしの身勝手なヤツはこっちが願い下げだと、
冷静に振られたことを受け止めた。
長渕はたまに友達面して連絡を寄こしてくることもあったが、
瑤がまともに相手をすることはなかった。
そんな長渕がここのところ、頻繁に連絡を寄こすようになり、瑤はうんざりしていた。
おそらくご執心だった友ちゃんに振られでもしたのだろう、寄りを戻そうとするような
内容のメールや電話までかかってくるようになった。
そしてのらりくらり相手にせず上手く躱す瑤に焦れたのだろう、
ついには自宅にまで押しかけて来たのである。
何という厄日。おまけにうっかりドアを開けてしまった。
『適当にあしらってるんだからいい加減気付けよ、バカ長渕。
もうこっちは一切付き合いなどしたくないんだよ』
「なんで家まで押しかけてくるかなー、止めてくれないかな」
「瑤、俺の話を聞いてくれよ」
「聞いても私の気持ちは変わらない、同じだよ。
一度はこちらも武士の情けでお前の気持ちを受け入れてるんだから、もう勘弁しろよー」
「あの時の俺はどうかしてたんだよ。もう一度やり直してほしい」
「あのさ、友ちゃんだけが女ってわけでもないだろ?
お前ならすぐに次の可愛い子が見つかるから、私に固執しなくていいから」