『愛が揺れるお嬢さん妻』 かわいいひと
眞奈を連れてなかったから寄り道はしないだろうとは思ってたけど、
まぁ予想通りでよかった。
ほっとした途端にハタと気が付いた。
苺佳は私たちに何を持って来てくれたんだろう?
ここで初めて私は彼女から手渡されていた袋の中を覗いてみた。
食べ応えのありそうな大粒の無花果がたくさん詰め込まれてた。
さっきの誤解も解かなきゃあいけないが、お礼も言わないとな。
横から覗き込んだ比奈が「わぁ~、無花果、比奈食べたーい」と
喜びの声をあげた。
「うん、美味しそうだな。苺佳が持って来てくれたんだ。家に帰ったら食べよう」
「うん」
「比奈、ちょっとだけ待ってて。苺佳に話があるんだ。これのお礼もあるしな」
「比奈も一緒に行ってお礼言う」
「そっか、分かった。じゃあ、行こう・・っと、その前にちょっと待ってな。
連絡入れてみるから」
「・・・」
『苺佳、瑤。さっきは重いのにたくさん無花果持ってきてくれてありがとう。
今苺佳ン家の前。無花果のお礼とさっきのことちゃんと説明したくてね。
今から会いに行っていいだろうか?!』
◇ ◇ ◇ ◇
びっくりしたぁ~、男の人に抱き付かれてたよ瑤ちゃん。
なんかむちゃくちゃ衝撃的で、ドラマか映画のシーンのようだった。
所謂イケてる人たちの絡みっていうの?
ドギマギしちゃって、無花果をいきなり渡すだけ渡して急ぎ足で帰ってきたものの、
びっくりしてドキドキした後に今度は瑤ちゃんのこと遠くに感じて不安になって、
次に襲ってきたのは悲しみだった。
泣いてたら家の前に来てるよって瑤ちゃんからのLINEが届いた。
さっきの説明がしたいって。
聞きたいけど、聞きたくないような。
聞きたくないのに聞きたいような。
私の胸の内ではげしい葛藤が繰り広げられた。
まぁ予想通りでよかった。
ほっとした途端にハタと気が付いた。
苺佳は私たちに何を持って来てくれたんだろう?
ここで初めて私は彼女から手渡されていた袋の中を覗いてみた。
食べ応えのありそうな大粒の無花果がたくさん詰め込まれてた。
さっきの誤解も解かなきゃあいけないが、お礼も言わないとな。
横から覗き込んだ比奈が「わぁ~、無花果、比奈食べたーい」と
喜びの声をあげた。
「うん、美味しそうだな。苺佳が持って来てくれたんだ。家に帰ったら食べよう」
「うん」
「比奈、ちょっとだけ待ってて。苺佳に話があるんだ。これのお礼もあるしな」
「比奈も一緒に行ってお礼言う」
「そっか、分かった。じゃあ、行こう・・っと、その前にちょっと待ってな。
連絡入れてみるから」
「・・・」
『苺佳、瑤。さっきは重いのにたくさん無花果持ってきてくれてありがとう。
今苺佳ン家の前。無花果のお礼とさっきのことちゃんと説明したくてね。
今から会いに行っていいだろうか?!』
◇ ◇ ◇ ◇
びっくりしたぁ~、男の人に抱き付かれてたよ瑤ちゃん。
なんかむちゃくちゃ衝撃的で、ドラマか映画のシーンのようだった。
所謂イケてる人たちの絡みっていうの?
ドギマギしちゃって、無花果をいきなり渡すだけ渡して急ぎ足で帰ってきたものの、
びっくりしてドキドキした後に今度は瑤ちゃんのこと遠くに感じて不安になって、
次に襲ってきたのは悲しみだった。
泣いてたら家の前に来てるよって瑤ちゃんからのLINEが届いた。
さっきの説明がしたいって。
聞きたいけど、聞きたくないような。
聞きたくないのに聞きたいような。
私の胸の内ではげしい葛藤が繰り広げられた。