辺境の貧乏令嬢ですが、次期国王の王妃候補に選ばれてしまいました
「うちも、お家騒動ですごくてね。種族として誰が長になるか……って、人間にはあんまりこういう悩み、ないのかな?」
ニナは溜息をつくと、リティとデルフィーヌを順番に見てから苦笑いした。
「だから私、ギスギスすると具合が悪くなっちゃうんだ。喧嘩してるところを見るのは悲しいし、つらいよ」
「だったらなぜ、妃候補になったのよ。どう考えても向いていないじゃない」
「父が妖精(イリゼ)の長にふさわしいって、種族のみんなに証明するため」
デルフィーヌはそれを聞いてなにか言おうとした。
しかし結局なにも言わず、口を閉ざす。
「……そんな事情があって候補者になったのね」
ニナは溜息をつくと、リティとデルフィーヌを順番に見てから苦笑いした。
「だから私、ギスギスすると具合が悪くなっちゃうんだ。喧嘩してるところを見るのは悲しいし、つらいよ」
「だったらなぜ、妃候補になったのよ。どう考えても向いていないじゃない」
「父が妖精(イリゼ)の長にふさわしいって、種族のみんなに証明するため」
デルフィーヌはそれを聞いてなにか言おうとした。
しかし結局なにも言わず、口を閉ざす。
「……そんな事情があって候補者になったのね」