私がアナタの運命です!-運命だから当然なのに、根拠を求められても困るんですがっ-
 抜かれると同時にこぽこぽと私のナカから注がれた精液が溢れ垂れるが、疲れ果ててしまった私は指一本すら動かせなくて。


「シルヴィ、平気か?」

 少し心配そうに私の顔を覗き込む気配を感じるが、重たい瞼が開かない。

「流石にやりすぎたか」

 はぁ、とため息を吐いたジルは、そのまま私の開かない瞼にちゅっと掠めるような口付けを落として。


「……ちゃんと20歳になったらプロポーズするつもりだったのに」
「そ、それ本当……っ!?」

 指一本動かせないと思ったのに、ジルのその言葉に反射的に体が動いた。

 突然覚醒した私にギョッとしたジルは、今度は呆れ顔で大きなため息を吐いて。


「これで子供が出来てたら運命に任せて結婚だな」
「出来て、なかったら……?」
「その時は、運命じゃなかったとして」

 運命じゃなかったというジルの言葉にビクッと肩が跳ねる。

 そんな私の鼻をぎゅっと摘まんだジルは、今まで見たどんな顔よりも穏やかな表情を浮かべて。

「その時は俺の誕生日にプロポーズするから、誕生日プレゼントとして結婚してくれ」

“ジルと結婚……!”
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