女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
 アメフト選手のようながっしりした体格で髪はツーブロックの短髪、目はタレ目でタヌキ顔。
 彼は慶子先生の旦那さんで小児科医の猪瀬修吾先生。
 彼女に結婚式の写真を見せてもらったから顔は知っている。
「君が優里ちゃんか。猪瀬修吾です。よろしくね」
 にっこり笑って挨拶する猪瀬先生を見ると、なんだかほっこりする。
イケメンではないけれど、とても優しそうな旦那さまだ。
「優里ちゃんは私の将来の義妹になるのよ。可愛がってあげてね」
 慶子さんがとんでもない紹介をするものだから慌てた。
「慶子さん、玲人くんがいたら怒ります」
「大丈夫よ。あいつが怒っても怖くないもの。それより、どうしたの? 仕事はもう終わったんじゃない?」
「玲人くんに差し入れを持ってきたんです。あの誰に渡せば届けてもらえるでしょうか?」
 お弁当を作ったはいいが、どうやって玲人くんに届けるか全然考えてなかった。
「五階の医局に直接持ってけばいいわよ。あいつ、さっき手術終わって医局にいるから」
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