女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
リングの中央にあるひと粒ダイヤが煌めいている。
 本当、ザ婚約指輪って感じだ。
 指輪をした指を見て、「おお」と思わず声を出す。
 なんだか夢を見ているみたい。頭がふわふわしてきた。
「アーム部分にメレダイヤを留めたのも人気ですよ」
 店員さんが指輪を替える。
 こちらアームの部分にメレダイヤがずらっと並んでて豪華だ。
「女王さまとか王族がつけそうだね」
 私がはめるには豪華すぎるかも。
「確かにゴテゴテしててお前の指って感じしないな」
 玲くんも私の手を掴んで指輪をまじまじと見ると、似たような感想を口にした。
「それではこちらはいかがでしょう? メインダイヤの周りにメレダイヤをあしらった脇石タイプになります」
 今度の指輪は華やかでかわいい。
「わあ、素敵ですね~」
 指輪と無縁の生活を送っていた私もさすがにテンションが上がる。
 でも、婚約指輪っていつするんだろう?
 これ、仕事中はできないよね?
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