女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
「あの……その前になにか着てもらっていい? どこ見ていいかわからない」
 なるべく玲人くんを見ないようにしながらお願いしたら、ククッと笑われた。
「仕方ないな」
 絶対におもしろがってる。
 でも、なにか言い返せばからかわれそう。
 黙ってひとりリビングに行き、高級感溢れるグレーのレザーのソファに腰を下ろす。
リビングの広さは三十畳くらい。
 天井は高いし、テニスが出来そう。
 部屋のドアも五〜六個あったし、5LDKくらいかな。
 他の人に会わないからひとり暮らしなのだろう。お金持ちは住んでる場所も違う。
 私のアパートの部屋がここのバスルームくらいの広さだったりして。
 引っ越して間もないせいか、リビングにはソファとミニシアターみたいな大画面のテレビと棚がポツンと置いてあるだけ。
 目の前には広いキッチンとダイニングがある。
 キッチンは綺麗だけど、料理はちゃんとしているのか、うちよりも調味料がたくさん並んでいた。
< 32 / 245 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop