女嫌いの天才脳外科医が激愛に目覚めたら~17年脈ナシだったのに、容赦なく独占されてます~
テーピングなんてなくてもいいくらいだ。
「手、腐ってるかもしれないから、目を閉じてて」
玲人くんの発言にギョッとして、思わず叫んだ。
「ええー! 腐ってるって?」
激しく狼狽える私に、彼が澄まし顔で言う。
「ただの冗談。いいから目閉じて」
真顔で冗談を言わないでほしい。玲人くんに言われると本気にしちゃうよ。
逆らわずに言われる通りにすると、彼が私の手首のテーピングを外した。
「く、腐ってないよね?」
彼は冗談とは言ったけど、不安でついつい確認してしまう。
「ああ。でも、まだテーピングが必要だ」
それはつまり……まだ手形の痣があるってことだろう。
多分、テーピングをするのは、痛みを抑えるためではなく、私に手形の痣を見せないため。
「もう目開けていいよ」
玲人くんに言われて、ゆっくり目を開けると、ソファの前のテーブルに新しいスマホが置いてあって驚いた。
色はメタリックの赤でとても綺麗だ。
「あれ? スマホ新しいの買ったの? 今まで使ってたの、色は白だったよね?」
「これは優里の。あんなひび割れてたやつだと、いつ壊れるかわからないから」
「手、腐ってるかもしれないから、目を閉じてて」
玲人くんの発言にギョッとして、思わず叫んだ。
「ええー! 腐ってるって?」
激しく狼狽える私に、彼が澄まし顔で言う。
「ただの冗談。いいから目閉じて」
真顔で冗談を言わないでほしい。玲人くんに言われると本気にしちゃうよ。
逆らわずに言われる通りにすると、彼が私の手首のテーピングを外した。
「く、腐ってないよね?」
彼は冗談とは言ったけど、不安でついつい確認してしまう。
「ああ。でも、まだテーピングが必要だ」
それはつまり……まだ手形の痣があるってことだろう。
多分、テーピングをするのは、痛みを抑えるためではなく、私に手形の痣を見せないため。
「もう目開けていいよ」
玲人くんに言われて、ゆっくり目を開けると、ソファの前のテーブルに新しいスマホが置いてあって驚いた。
色はメタリックの赤でとても綺麗だ。
「あれ? スマホ新しいの買ったの? 今まで使ってたの、色は白だったよね?」
「これは優里の。あんなひび割れてたやつだと、いつ壊れるかわからないから」