先輩の一番になりたい
「篠宮先輩……あの、まだ体育祭が……」

「うん、分かってる。終わってないけど……もう今ちゃんと話しておかないと、俺も落ち着かないっていうか……」

 きっと篠宮先輩は、私の返事を待ってるのだろう。

 もちろん、返事はもう決まっている……。



「篠宮先輩、私……先輩の一番になりたいです」



「それって……」

「私も先輩のこと好きです。嘘だと思われるかもしれないですけど、私も一目惚れで。……でも、篠宮先輩は先輩にも後輩にも人気があるし、私なんかが想いを伝えていい人じゃないって思ってたんです。それに……これは初恋で……どうしたらいいかも分からなくて」


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