先輩の一番になりたい
「あれは、やっぱり目が合ってたんですね」

「偶然だけどね。自分で言うのもなんだけど、俺……江原さんを探す能力は高いかもしれない」

 それは能力というのだろうか……という疑問は置いといて、そんなことを言われてはなんて言葉を返せばいいのか分からない。


 すると、借り物競争が最後のレースを終えたらしく、参加者は解散となった。

 でもまだ他の競技はあるため、篠宮先輩との話の続きをどうしようか迷っていると、急に手を繋がれ、あまり人がいない場所へと足早に連れて行かれた。


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