いつか永遠の眠りにつく日まで
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あちこちから叫び声が聞こえてくる。


ここはデネブリス国最南端。ゴルディス山脈を抜けてすぐの地域だ。

1度退いたデネブリス軍だったが、すぐに態勢を立て直して俺たちルチェルナ軍に当たってきた。


やはりデネブリスの軍だけあってその勢い、強さ。目を見張るものがあった。

しかし、それも恐ろしくはなかった。



「この街は、我々が占拠した!」



騎士団長が宣言した。

この街は、俺たちルチェルナ軍の手に落ちた。


俺はホッと肩の力を抜いた。


ここまでルチェルナがずっと優勢だったが、やはり初めての戦争は心身に堪える。

だが、俺はここで止まるわけにはいかない。



「おい、マーテル。何をそんな怖い顔してんだよ。」



不意に声をかけられて、俺はハッとした。

我に返って声の主を振り返ると、同僚が苦笑を浮かべていた。



「…いや、なんでもない。」

「そりゃお前からしたらリーリア様が心配なんだろうけどよ、ずっとそんな気ぃ張りつめてっと、疲れちまうぞ? まだまだ先は長いんだ。」



そう言いながら、俺の肩を叩く。



「…あぁ。」
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