真白に包まれて眠りたい
53.夏の終わりに秋を恐れて
秋が、冬が、恐くなったのはいつからだろう。とぼけるまでもなくわかっている。一人暮らしを始めてからだ。一人の秋は寂しかった。一人の冬は怖かった。秋冬の物悲しさと寂しさは、誰かと一緒に過ごすからこそ丁度いい。一人の私に秋が訪れればそれはもう瀕死だ。
10月14日。まだ夏の暑さが残る秋。朝晩には冬の気配が顔を出している。夏の冬の狭間。揺さぶりの秋。秋は好きだった。否、今も好きだ。だが、どうしても怖くなるのだ。昨年の秋冬は、私の心は散々だった。朝起きたら、「死にたい」。会社に行けば、涙が出る。それを必死に隠してやり過ごす。今年もそんな冬が来るのが怖い。そうだ、真に怖いのは冬だ。夏は一人でも平気だった。だが秋冬は耐えられそうにない。友人や恋人をつくろうにも、その気力が沸かない。LINEを返せない。人と話せない。
でもね、やっぱり秋は好きだし、冬だって好きだよ。でも、やっぱり怖い。
秋が、冬が、恐くなったのはいつからだろう。とぼけるまでもなくわかっている。一人暮らしを始めてからだ。一人の秋は寂しかった。一人の冬は怖かった。秋冬の物悲しさと寂しさは、誰かと一緒に過ごすからこそ丁度いい。一人の私に秋が訪れればそれはもう瀕死だ。
10月14日。まだ夏の暑さが残る秋。朝晩には冬の気配が顔を出している。夏の冬の狭間。揺さぶりの秋。秋は好きだった。否、今も好きだ。だが、どうしても怖くなるのだ。昨年の秋冬は、私の心は散々だった。朝起きたら、「死にたい」。会社に行けば、涙が出る。それを必死に隠してやり過ごす。今年もそんな冬が来るのが怖い。そうだ、真に怖いのは冬だ。夏は一人でも平気だった。だが秋冬は耐えられそうにない。友人や恋人をつくろうにも、その気力が沸かない。LINEを返せない。人と話せない。
でもね、やっぱり秋は好きだし、冬だって好きだよ。でも、やっぱり怖い。