人生は虹色〜兄が僕に残した言葉〜
あの日、

航兄ちゃんが倒れたのを、

最初に見つけたのは荒嶋君だった。



発見までおよそ5分。



心肺停止の航兄ちゃんに心臓マッサージを試みるが、心臓はなかなか動き出さない。



救命士たちが駆けつけて、およそ30分。



奇跡的に心臓は再び動き出した。



これまでの流れを聞いたら、

謝る必要なんてない。



でも、

荒嶋君みたいな責任感の強い人は、

1秒でも早く心臓を復帰させれていたら、

未来は少しでも良い方向に進んでいたと、

自分を責めていたのだ。
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