人生は虹色〜兄が僕に残した言葉〜
「俺が役立たずだったから……」
「そんな……荒嶋君はよくやってくれましたよ」
「はぁ……何で死ぬかなぁ。ホント悔しくてたまんねぇわ」
「……」
僕は涙を流す荒嶋君に、
何て声をかけたらいいか、
分からなかった。
共に切磋琢磨し合った仲で、
苦しい時も楽しい時も、
一緒に乗り越えてきた友達なのだから。
「そう言えば、よく仁君のこと話してたよ」
「え?僕のこと?」
「こないだだって、キャッチボールなんかしたんだろう?ホント仲良いよね!航、嬉しそうに話してたから」
「航兄ちゃんがそんなことを?」
「うん。『キャッチボール楽しすぎて、筋肉痛になったわ』とか言ってたっけ?あいつ、仁くんのこと、凄く気にかけてたんだよ」
「そうなんだぁ……」
「だって、それこそ
『自分の息子たちがどんな大人になっていくのか楽しみだぁ』
なんて言ってたけど、
『弟の仁もどんな大人になっていくか、息子たちと一緒ぐらい、俺は楽しみにしてるんだぁ』
って言ってたからね」
「そんな……荒嶋君はよくやってくれましたよ」
「はぁ……何で死ぬかなぁ。ホント悔しくてたまんねぇわ」
「……」
僕は涙を流す荒嶋君に、
何て声をかけたらいいか、
分からなかった。
共に切磋琢磨し合った仲で、
苦しい時も楽しい時も、
一緒に乗り越えてきた友達なのだから。
「そう言えば、よく仁君のこと話してたよ」
「え?僕のこと?」
「こないだだって、キャッチボールなんかしたんだろう?ホント仲良いよね!航、嬉しそうに話してたから」
「航兄ちゃんがそんなことを?」
「うん。『キャッチボール楽しすぎて、筋肉痛になったわ』とか言ってたっけ?あいつ、仁くんのこと、凄く気にかけてたんだよ」
「そうなんだぁ……」
「だって、それこそ
『自分の息子たちがどんな大人になっていくのか楽しみだぁ』
なんて言ってたけど、
『弟の仁もどんな大人になっていくか、息子たちと一緒ぐらい、俺は楽しみにしてるんだぁ』
って言ってたからね」