不器用な神野くんの一途な溺愛
クラスが一緒なだけでもキツかったのに、これからは委員会も一緒になるなんて、最悪すぎる……。
「(絶対、何か言われるよね。私……)」
なんで喋らないのかとか、
なんではっきり物言わないのかとか、
私の抱えてる問題を、全部抉り出されそうで……それが怖い。
はぁ……。
憂鬱すぎるよ……。
その後も――亀井さんは、交通委員の不満を口にしていた。
内容は、
①月に数回、朝7時に学校に集合し、小学生の見守りをすること。
②各々に見守る場所が割り当てられ、男女一人ずつがペアになる。だけど、くじ引きだからか、王子と全く一緒になれないこと。
③王子と一緒に活動出来ないし、早起きもキツくて嫌。だから辞めたい――
という事だった。
「(絶対、何か言われるよね。私……)」
なんで喋らないのかとか、
なんではっきり物言わないのかとか、
私の抱えてる問題を、全部抉り出されそうで……それが怖い。
はぁ……。
憂鬱すぎるよ……。
その後も――亀井さんは、交通委員の不満を口にしていた。
内容は、
①月に数回、朝7時に学校に集合し、小学生の見守りをすること。
②各々に見守る場所が割り当てられ、男女一人ずつがペアになる。だけど、くじ引きだからか、王子と全く一緒になれないこと。
③王子と一緒に活動出来ないし、早起きもキツくて嫌。だから辞めたい――
という事だった。