兵士となった幼馴染の夫を待つ機織りの妻
村長と息子の誠一は人さらいの容疑で捕まり、不当に取り上げられていた税の負担がなくなり人々の暮らしは楽になった。さらに、雪乃の紡いだ織物が都で評判となり、村の伝統的な織物が高値で取引されると益々収入が増える。
二人は山間の村を救った功労者となった。
◆◆◆
子どもを連れて義実家に里帰りした雪乃は、戦地から三年ぶりに帰って来た日の清隆の様子を義母から聞いた。
旧藩主の娘との結婚を迫る村長に雪乃以上の妻はいないと宣言し、どれだけ金を積まれても離婚はしないと言い放つ。村長が雪乃宛の手紙を止めていたことを知り激高する。
さらに村長宅に雪乃がいないことを知ると、帰ろうとして荒くれものに囲まれる。だが、それをものともせず殴り飛ばした。腰に帯びる剣を使っていれば懲罰ものだが、拳だけで相手をのしてしまえば誰も文句は言えない。
彼を止めることはできず、雪乃を連れて都に行くと聞いても反対はしなかった。
さらに清隆は幼い頃から雪乃しか目に入っていなかったという。
二人は山間の村を救った功労者となった。
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子どもを連れて義実家に里帰りした雪乃は、戦地から三年ぶりに帰って来た日の清隆の様子を義母から聞いた。
旧藩主の娘との結婚を迫る村長に雪乃以上の妻はいないと宣言し、どれだけ金を積まれても離婚はしないと言い放つ。村長が雪乃宛の手紙を止めていたことを知り激高する。
さらに村長宅に雪乃がいないことを知ると、帰ろうとして荒くれものに囲まれる。だが、それをものともせず殴り飛ばした。腰に帯びる剣を使っていれば懲罰ものだが、拳だけで相手をのしてしまえば誰も文句は言えない。
彼を止めることはできず、雪乃を連れて都に行くと聞いても反対はしなかった。
さらに清隆は幼い頃から雪乃しか目に入っていなかったという。