ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
カウンターの中で片づけをしていた伯父が賛同し、ふたりして意味深な視線を凛くんに向ける。モテるくせに将来を見据えた恋人を作らないものだから、ふたりは結婚を意識させたがっているのだ。
「そんな目で俺を見るな」と煙たそうにする凛くんに笑いつつ、自分はそこまで感謝されるほどのことはしていないと謙遜する。
「私は自分がいいと思ったものを提案してるだけよ。もちろん、しいじとヒモトさんの力になりたいのもあるけど。だから、宣伝が盛りすぎでも、たくさんの人に知ってもらえるならそれでいっか」
私も明るく微笑むと、皆が頬を緩めた。かと思いきや、凛くんはなぜかはっとして顔を強張らせる。
「でも、それで万が一依都を知った男がストーカーになったら……。大丈夫だ、俺が守ってやるからな」
「凛くんの思考が突飛すぎるよ」
私を守ろうとしてくれるのはありがたいけれど、縁起でもないことを言わないでほしい。
凛くんはとても人懐っこく世話焼きで、昔から私を妹みたいに可愛がってくれている。それはたぶん、私の境遇を知っているからなのだけど。
可愛がる対象を私ではなく別の女性にすればすぐに恋人ができるはずなのだから、早く大切な人を作ってくれたらいいのにな。
「そんな目で俺を見るな」と煙たそうにする凛くんに笑いつつ、自分はそこまで感謝されるほどのことはしていないと謙遜する。
「私は自分がいいと思ったものを提案してるだけよ。もちろん、しいじとヒモトさんの力になりたいのもあるけど。だから、宣伝が盛りすぎでも、たくさんの人に知ってもらえるならそれでいっか」
私も明るく微笑むと、皆が頬を緩めた。かと思いきや、凛くんはなぜかはっとして顔を強張らせる。
「でも、それで万が一依都を知った男がストーカーになったら……。大丈夫だ、俺が守ってやるからな」
「凛くんの思考が突飛すぎるよ」
私を守ろうとしてくれるのはありがたいけれど、縁起でもないことを言わないでほしい。
凛くんはとても人懐っこく世話焼きで、昔から私を妹みたいに可愛がってくれている。それはたぶん、私の境遇を知っているからなのだけど。
可愛がる対象を私ではなく別の女性にすればすぐに恋人ができるはずなのだから、早く大切な人を作ってくれたらいいのにな。