ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
どの子も可愛いなと自然に思える。私はなにに怖がっていたんだろう。
大人より素直に感情表現をするだけで、子どもだって私と同じ人間。普通に接すればいいんだ、普通に。
自分の中で少しずつ変わってきたように感じていた時、ドアが開いて元気な声と共に女性が入ってきた。
「遅くなってごめんね! 皆にいちごを持ってきたよ〜」
「やったー!」
嬉しそうな声が響かせる子どもたちに笑顔を向ける彼女を見て、私は目が点になった。いちごの箱を抱えるその人は、カジュアルな服装をしていてもこの場には違和感がある風柳さんだったから。
あんぐりと口を開ける私をよそに、凛くんが笑顔で挨拶している。
「千笑さん、いつもありがとうございます」
「いいえー……って、依都さん!?」
こちらを向いて私に気づいた彼女も、驚きの声をあげた。凛くんは不思議そうな顔で私のそばに来て問いかける。
「知り合い?」
「う、うん、一応……。御鏡酒造のほうで、ちょっと」
「そうだったのか。千笑さんはたまに食材の差し入れをしてくれるんだよ。すげぇ助かってんの」
そうなんだ……なんだか意外。失礼だけれど、ボランティアをするようなイメージがなかったから。
大人より素直に感情表現をするだけで、子どもだって私と同じ人間。普通に接すればいいんだ、普通に。
自分の中で少しずつ変わってきたように感じていた時、ドアが開いて元気な声と共に女性が入ってきた。
「遅くなってごめんね! 皆にいちごを持ってきたよ〜」
「やったー!」
嬉しそうな声が響かせる子どもたちに笑顔を向ける彼女を見て、私は目が点になった。いちごの箱を抱えるその人は、カジュアルな服装をしていてもこの場には違和感がある風柳さんだったから。
あんぐりと口を開ける私をよそに、凛くんが笑顔で挨拶している。
「千笑さん、いつもありがとうございます」
「いいえー……って、依都さん!?」
こちらを向いて私に気づいた彼女も、驚きの声をあげた。凛くんは不思議そうな顔で私のそばに来て問いかける。
「知り合い?」
「う、うん、一応……。御鏡酒造のほうで、ちょっと」
「そうだったのか。千笑さんはたまに食材の差し入れをしてくれるんだよ。すげぇ助かってんの」
そうなんだ……なんだか意外。失礼だけれど、ボランティアをするようなイメージがなかったから。