ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
「史悠さん、どこへ……」
「部屋を取っておいた。急で悪いが、今夜はここに泊まる」
「えっ!?」
このホテルに泊まるなんて聞いていない……本当に急すぎる! 至極冷静な彼とは反対に、私はあたふたしてしまう。
「泊まる準備、なにもしてないんですが!? 着替えもないし」
「足りないものは買えばいい。服は必要ない気もするが」
「必要ないって……」
そこまで口にして、彼の言葉の意味にピンと来た。まさか、〝どうせ脱ぐからいらない〟ということでは?
勝手にそう解釈してドキリとする私に、彼は耳を近づけて囁く。
「家に帰る時間すら惜しいんだ。早くふたりになって、朝まで依都を抱いていたい」
甘い予感が的中し、顔が火照るのがわかって俯いた。
反論する気はさらさらなく、人がいなくなった箱の中で彼と指を絡ませる。目下に広がる夜景をうっとりと目に映していると、史悠さんがふいに話し出す。
「さっき、楽くんとふたりでも大丈夫だったみたいだな。苦手意識は克服したか」
言われて気づいた。確かに、ずっと子どもに関わるのは抵抗があったのに、今日はそんなこと考えずに接していた。
「部屋を取っておいた。急で悪いが、今夜はここに泊まる」
「えっ!?」
このホテルに泊まるなんて聞いていない……本当に急すぎる! 至極冷静な彼とは反対に、私はあたふたしてしまう。
「泊まる準備、なにもしてないんですが!? 着替えもないし」
「足りないものは買えばいい。服は必要ない気もするが」
「必要ないって……」
そこまで口にして、彼の言葉の意味にピンと来た。まさか、〝どうせ脱ぐからいらない〟ということでは?
勝手にそう解釈してドキリとする私に、彼は耳を近づけて囁く。
「家に帰る時間すら惜しいんだ。早くふたりになって、朝まで依都を抱いていたい」
甘い予感が的中し、顔が火照るのがわかって俯いた。
反論する気はさらさらなく、人がいなくなった箱の中で彼と指を絡ませる。目下に広がる夜景をうっとりと目に映していると、史悠さんがふいに話し出す。
「さっき、楽くんとふたりでも大丈夫だったみたいだな。苦手意識は克服したか」
言われて気づいた。確かに、ずっと子どもに関わるのは抵抗があったのに、今日はそんなこと考えずに接していた。