ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
「えっ……御鏡酒造の、社長!?」
驚愕して声がひっくり返った。
『御鏡酒造』は、日本酒好きなら誰もが知っているであろう大手の日本酒メーカーだ。東京にビルを建てて大量生産していることで有名で、海外にも販路を持っていると聞く。
組の人じゃなかった……と安心しつつ、このお方が社長だったなんて!と唖然とする。御鏡酒造の社長は若くてイケメンだというのは有名だが顔までは知らなかったし、まさか自分がお目にかかれるとは。
「職場以外で、話が合いそうな女性に会うのは初めてなんだ。君にとても興味がある」
まっすぐ目を見つめてそんな風に言われ、頬がほんのり火照り出す。
御鏡さんは、さっきからとてもストレートな発言をする。裏表がなく自分をしっかり持った、強さを秘めている人のように感じる。私の心を簡単に揺らすくらいの。
彼の誘いに応えようと自然に口を開きかけた時、私のバッグの中でスマホが音を奏で始める。着信であることは御鏡さんもすぐにわかったらしく、手のひらを軽くこちらに向ける。
「どうぞ」
「すみません……!」
断りを入れてスマホを取り出す。このタイミングで誰だろうと思いつつ名前を見ると、あのSNSを投稿した張本人の雫からだった。
驚愕して声がひっくり返った。
『御鏡酒造』は、日本酒好きなら誰もが知っているであろう大手の日本酒メーカーだ。東京にビルを建てて大量生産していることで有名で、海外にも販路を持っていると聞く。
組の人じゃなかった……と安心しつつ、このお方が社長だったなんて!と唖然とする。御鏡酒造の社長は若くてイケメンだというのは有名だが顔までは知らなかったし、まさか自分がお目にかかれるとは。
「職場以外で、話が合いそうな女性に会うのは初めてなんだ。君にとても興味がある」
まっすぐ目を見つめてそんな風に言われ、頬がほんのり火照り出す。
御鏡さんは、さっきからとてもストレートな発言をする。裏表がなく自分をしっかり持った、強さを秘めている人のように感じる。私の心を簡単に揺らすくらいの。
彼の誘いに応えようと自然に口を開きかけた時、私のバッグの中でスマホが音を奏で始める。着信であることは御鏡さんもすぐにわかったらしく、手のひらを軽くこちらに向ける。
「どうぞ」
「すみません……!」
断りを入れてスマホを取り出す。このタイミングで誰だろうと思いつつ名前を見ると、あのSNSを投稿した張本人の雫からだった。