ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
「私たちもぜひ結婚してもらいたいと思ってるわよ。早くいい人が見つかるといいわね」
「ああ、そろそろ跡継ぎのことも真剣に考えてくれ。俺たちも安心したいし、単純に孫の顔が見たい」
母に続き、父も腕組みをして言う。最近は里帰りするたびにこういう話が出るようになってしまった。
ふたりの気持ちもわからなくないし結婚したくないわけでもないが、そこまで想える相手に出会えていないのだからどうしようもないだろう。跡継ぎも、俺の子じゃなければいけない決まりなどない。
「跡継ぎは同じ血筋の人間じゃなくたっていいだろ。それに、孫の顔が見たいなら叶芽に期待してくれ」
「私はまだ無理。やりたかった仕事をやっと任せてもらえたばっかりで、今穴を開けるわけにいかないもの」
叶芽は結婚はしていてもまだ子供を作る気はないらしく、きっぱり言い放って天ぷらにかじりついた。
彼女は地元の出版社でライターとして働いている。仕事に打ち込みたいのは俺もわかるし、子供ができたら女性のほうが圧倒的に大変なのも容易に想像がつくので、無理強いはできない。
「ああ、そろそろ跡継ぎのことも真剣に考えてくれ。俺たちも安心したいし、単純に孫の顔が見たい」
母に続き、父も腕組みをして言う。最近は里帰りするたびにこういう話が出るようになってしまった。
ふたりの気持ちもわからなくないし結婚したくないわけでもないが、そこまで想える相手に出会えていないのだからどうしようもないだろう。跡継ぎも、俺の子じゃなければいけない決まりなどない。
「跡継ぎは同じ血筋の人間じゃなくたっていいだろ。それに、孫の顔が見たいなら叶芽に期待してくれ」
「私はまだ無理。やりたかった仕事をやっと任せてもらえたばっかりで、今穴を開けるわけにいかないもの」
叶芽は結婚はしていてもまだ子供を作る気はないらしく、きっぱり言い放って天ぷらにかじりついた。
彼女は地元の出版社でライターとして働いている。仕事に打ち込みたいのは俺もわかるし、子供ができたら女性のほうが圧倒的に大変なのも容易に想像がつくので、無理強いはできない。