ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
仕事に関わってくるのも確かだが、単純に彼の悩みを吐き出させてあげたい。俺はお人好しなわけではなく、ただそうしたいという自分の意思に従うことにしている。
先ほどから気づいていた、棚の上に置かれた写真立てに目をやる。亡き妻とのツーショットと、花菱さん夫妻と若い女性の三人で撮られたものだ。
「あの写真に写っているのがお孫さんですか?」
「ああ、そうそう。ちょっと見てくれるかい」
孫の話を出した途端、花菱さんは表情をほころばせておもむろに腰を上げた。写真立てを手に取り、俺に差し出す。
「依都っていうんだ。優しくて頭もよくて、とびきりの美人なんだぞ」
自慢げに見せられたそれに写るのは、艶めく長い髪を耳にかけた透明感のある顔立ちの女性。おそらく誰が見てもその美貌を褒めるだろう。
「確かに、とても綺麗な方ですね」
「だろ~? 今は東京にいるんだが、変な男に絡まれないか心配でしょうがねぇや」
花菱さんもかつてないくらいデレデレになっている。可愛くて仕方ないというのが丸わかりだ。
しかし、その笑みに再び影が落ちる。
先ほどから気づいていた、棚の上に置かれた写真立てに目をやる。亡き妻とのツーショットと、花菱さん夫妻と若い女性の三人で撮られたものだ。
「あの写真に写っているのがお孫さんですか?」
「ああ、そうそう。ちょっと見てくれるかい」
孫の話を出した途端、花菱さんは表情をほころばせておもむろに腰を上げた。写真立てを手に取り、俺に差し出す。
「依都っていうんだ。優しくて頭もよくて、とびきりの美人なんだぞ」
自慢げに見せられたそれに写るのは、艶めく長い髪を耳にかけた透明感のある顔立ちの女性。おそらく誰が見てもその美貌を褒めるだろう。
「確かに、とても綺麗な方ですね」
「だろ~? 今は東京にいるんだが、変な男に絡まれないか心配でしょうがねぇや」
花菱さんもかつてないくらいデレデレになっている。可愛くて仕方ないというのが丸わかりだ。
しかし、その笑みに再び影が落ちる。