ドSな御曹司は今夜も新妻だけを愛したい~子づくりは溺愛のあとで~
チンピラさん同様呆気に取られていた私は、慌てて口を開く。
「み、御鏡さん! なんで……!?」
「まだ話が途中だっただろう。俺は君への想いを伝えていない」
真剣な瞳に見下ろされ、ドキンと心臓が揺れ動いた。
なぜ私がここにいるとわかったのかも気になるけれど、それより彼の想いを聞きたい。さっきと真逆の気持ちになっている自分が不思議でしょうがない。
チンピラさんは盛大に天を仰いで悔しがっている。
「まーたあんたかよ! 俺はその女に飲ませたかったのに、あんたが飲んだら意味ねぇだろが!」
「アルハラって言葉も知らないのか? お前は一回しょっぴかれとけ」
軽蔑の眼差しを突き刺して吐き捨てた御鏡さんは、財布から一万円札を取り出してテーブルに置く。
「酒代だ。これ以上この店に迷惑をかけないためにも、それ持ってさっさと帰れ。そして、依都には二度と近づくな」
守るように肩を抱かれ、心臓が飛び跳ねる。チンピラさんは自分が周りから注目されていることにも気づいたようだが、それより御鏡さんの羽振りのよさにあんぐりと口を開けていて、文句を言う気もなくしたらしい。
「み、御鏡さん! なんで……!?」
「まだ話が途中だっただろう。俺は君への想いを伝えていない」
真剣な瞳に見下ろされ、ドキンと心臓が揺れ動いた。
なぜ私がここにいるとわかったのかも気になるけれど、それより彼の想いを聞きたい。さっきと真逆の気持ちになっている自分が不思議でしょうがない。
チンピラさんは盛大に天を仰いで悔しがっている。
「まーたあんたかよ! 俺はその女に飲ませたかったのに、あんたが飲んだら意味ねぇだろが!」
「アルハラって言葉も知らないのか? お前は一回しょっぴかれとけ」
軽蔑の眼差しを突き刺して吐き捨てた御鏡さんは、財布から一万円札を取り出してテーブルに置く。
「酒代だ。これ以上この店に迷惑をかけないためにも、それ持ってさっさと帰れ。そして、依都には二度と近づくな」
守るように肩を抱かれ、心臓が飛び跳ねる。チンピラさんは自分が周りから注目されていることにも気づいたようだが、それより御鏡さんの羽振りのよさにあんぐりと口を開けていて、文句を言う気もなくしたらしい。